season: 2010 spring
year-month-day-time: 2010年(H22)4月14日 23:33
point: IN島
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season: 2008 autumn
year-month-day-time: 2008年(H20)11月09日 01:33
point: OS島
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釣行記
こちら
クロダイ(黒鯛、Acanthopagrus schlegelii)は、スズキ目・タイ科に分類される魚の一種。
東アジア沿岸域に分布する大型魚で、食用や釣りの対象として人気がある。
日本ではチヌ(茅渟)という別名もよく用いられる。
学名の属名"Acanthopagrus"は「棘のある鯛」の意で、種小名"schlegelii"は日本の脊椎動物を多数記載したヘルマン・シュレーゲルに対する献名である。
「特徴 」
全長は
最大70cmを超えるが、よく漁獲されるのは30cm前後までである。
背側と鰭膜は和名通り黒-灰色で、腹側は白色をしている。
体側は銀色に光る灰色だが、不明瞭な縦縞があるものも多い。鰓蓋上端・目の後方やや上に、目と同程度の黒斑が一つある。
体型は左右から押しつぶされたように平たい楕円形で、
典型的な鯛の体型だが、マダイに比べると口が前に突き出す。
顎の前方には3対の犬歯、側面には3列以上の臼歯があり、ヘダイ亜科の特徴を示す。
背鰭は11棘条・11軟条、尻鰭は3棘条・8軟条からなり、クロダイ属のラテン語名"Acanthopagrus"は発達した棘条に由来する。特に尻鰭の第2棘条が強大に発達する。
側線鱗数(そくせんりんすう)は48-56枚、背鰭と側線の間の鱗は6-7列で、この点で近縁種と区別できる。
「生態」
北海道以南の日本列島、朝鮮半島から台湾までの東アジア沿岸域に分布する。
ただし奄美大島以南の南西諸島には分布せず、ミナミクロダイ、ナンヨウチヌ、ヘダイといった近縁種が分布する。
タイ科の大型魚としては珍しく水深50m以浅の沿岸域に生息し、河口の汽水域にもよく進入する。
環境への適応力も高く、岩礁から砂泥底まで見られ、汚染にも比較的強い。
冬は深みに移動するが、夏は水深1-2mの浅場に大型個体がやって来ることもある。
他のタイ科魚類と同じく小魚や甲殻類、貝類など様々な小動物を捕食するが、クロダイはタイ科魚類でもかなりの悪食で海草なども食べる時があり、酷い時だと水に落ちたスイカに食いついたという例もあるという。
産卵は春に海域で行われ、直径0.8-0.9mmほどの分離浮性卵を産卵し、
水温20℃では約30時間で孵化する。
孵化直後の仔魚は体長2mmほどで卵黄嚢をもつ。
体長8mmほどから砂浜海岸の波打ち際や干潟域、河口域などの浅所に集まり、プランクトンを捕食して成長する。
生後1年で体長12cm、5年で26cm、9年で40cmほどに成長するが、マダイと比べると成長が遅い。
夏から秋には海岸域で全長10cm足らずの若魚を見ることができる。
若魚はスーッと泳いではピタッと停まるのを繰り返しながら餌を探す。
水中の砂底で砂煙を上げるとこれらの若魚が近寄ってきて、多毛類やスナモグリなどの餌を漁る様が観察できる。
成長によって性転換する魚としても知られる。
性転換する魚はメス→オスが一般的(マダイ等)だが、クロダイを含めたヘダイ亜科は雄性先熟を行い、
オス→メスに性転換する。
2-3歳までは精巣が発達したオスだが、4-5歳になると卵巣が発達してメスになる。
ただし全てがメスになるわけではなく、雌性ホルモン(エストラジオール-17β=E2)が不足したオスは性転換しない。
「利用」
身近な海域に生息する大型魚だけに、昔から食用として漁獲されてきた。
釣り、定置網、刺し網、銛(スピアフィッシング)など各種の沿岸漁法で漁獲される。
身はタイ科らしく歯ごたえがある白身だが、やや磯臭い。
刺身、洗い、塩焼き、煮付けなど和風料理の他、ムニエルやアクアパッツア等の洋風料理でも食べられる。
釣りにおいては食性の広さ、警戒心の強さ、魚の大きさから人気があり、釣りの仕掛けは人や地域によって様々な工夫が凝らされる。
釣り餌を例にとっても、一般的なゴカイ類や小型のカニ類に始まり、カイコの蛹、トウモロコシの粒やスイカの小片に至るまで、様々なものが用いられている。
他にも、たとえばエビを糠で包む「紀州釣り」など、複数の素材を組み合わせる釣り餌の技法もある。
「別名」
「チヌ」という別名がよく用いられるが、他にもクロ(東北地方)、ケイズ(東京都)、カワダイ(川鯛 : 北陸地方)、チンダイ(山陰地方)、チン(九州)、クロチヌなど、様々な地方名がある。
ただし「クロ」など一部の呼称でメジナ類との重複が見られるので注意を要する。
また、成長によって呼び名が変わる出世魚でもある。
関東ではチンチン-カイズ-クロダイと変わり、関西ではババタレ-チヌ-オオスケとなる。
瀬戸内海、特に広島湾での魚影が濃くこの海域のみで日本の2割近くが水揚げされる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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